2020.03.26
2020.08.07
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ルネイム編集部

コーポレートサイトの役割と主要コンテンツ【リニューアル検討中の企業担当者必見】

コーポレートサイトの役割と主要コンテンツ【リニューアル検討中の企業担当者必見】メインビジュアル

コーポレートサイトとは、文字通り「会社のWEBサイト」を意味しますが、ビジネスにおいて必須と言っても過言ではない程、必ず準備しなければならないツールです。

新規営業先・潜在顧客の開拓だけでなく、採用活動においてもコーポレートサイトの重要度は高く、「とりあえず作った」では認知は勿論、会社としての信頼性を外部へアピールすることは出来ません。

そこで本記事では、コーポレートサイトのリニューアルを検討している企業担当者様向けに、その役割と主要コンテンツについて解説しています。
コーポレートサイトが秘める可能性を最大限高める為にも是非ご覧下さい。

目次

  • コーポレートサイトの役割

  • 会社のオフィシャルプロフィール

  • インバウンドマーケティング

  • 採用活動

  • コーポレートサイトに必須のコンテンツ

  • 会社概要ページ

  • 事業内容ページ

  • 採用情報ページ

  • プレスリリースページ

  • 問い合わせフォームページ

  • コーポレートサイトにあると更に良いコンテンツ

  • 実績ページ

  • お客様の声ページ

  • FAQページ

  • ブログページ

  • 代表メッセージ・役員紹介ページ

  • ミッション・ビジョン・バリューページ

  • IR情報ページ

  • 沿革ページ

  • まとめ

コーポレートサイトの役割

まずは、コーポレートサイトの役割について把握しておきましょう。
主に以下の3つがコーポレートサイトの主な役割となります。

  • 会社のオフィシャルプロフィール
  • インバウンドマーケティング
  • 採用活動

会社のオフィシャルプロフィール

コーポレートサイトは「会社の顔」です。
どんな会社で、どんな事業を展開していて、どんな人が働いているのかを社外へ向けて発信することで、会社全体のアウトラインを把握してもらえます。

会社のブランド戦略も担うコーポレートサイトは、自社の持つ世界観を多くの人に見てもらうことで、存在認知やブランディングを行うことが出来ます。

インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、WEBサイト等を通じて有益なコンテンツを提供することで、問い合わせや資料請求といった、見込み顧客から見つけてもらうマーケティング手法です。

コーポレートサイト内のコンテンツを充実させて定期的にコンテンツを発信することで、リードの獲得やアポイント数を増やすことが大いに可能です。

特に昨今ではテレアポやDMといったアウトバウンドマーケティングは「売り込み感」を感じてしまうことを理由に敬遠されてしまう傾向にあります。

採用活動

採用活動に力を入れている、若しくは今後力を入れていきたい企業は多いと思いますが、採用活動でもコーポレートサイトは大切な役割を担っています。

就職活動・転職活動をしている人は、説明会の参加や応募を検討している会社のコーポレートサイトは100%近く見るでしょうし、その会社について知りたいと思うでしょう。

しっかりしたコーポレートサイトを持っていることは優秀な人材を獲得する為にも必要です。
近年では、コーポレートサイトとは別で採用サイトを立ち上げる会社も増えています。

コーポレートサイトに必須のコンテンツ

コーポレートサイトのコンテンツを考案している女性

ここまではコーポレートサイトの役割について解説しました。
コーポレートサイトの役割は大きく分けて3つありますが、その重要性をご理解いただけたのではないでしょうか。
ここからは、コーポレートサイトに必ず入れてほしい主要コンテンツをご紹介致します。

会社概要ページ

会社概要ページは、その会社のプロフィールとなるコンテンツです。
定款に記載されている情報も含めて以下の項目を記載しましょう。

  • 会社名
  • 代表者名
  • 所在地
  • 電話番号(FAXもあれば併せて記載)
  • 資本金
  • 設立日
  • 事業内容
  • 営業時間
  • 取引銀行
  • 主要取引先
  • 従業員数
  • 関連会社

事業内容ページ

事業内容ページは、会社がどんな事業を展開しているのかを分かりやすく紹介するページです。
取引を検討している会社は製品やサービスについて深く知りたいはずですので、出来る限り分かりやすく且つ詳しく記載するようにしましょう。

いくつかの製品・サービスを取り扱っている場合は、事業内容ページ配下で製品・サービス別で複数ページに分けて掲載するとユーザーも見やすくなるかと思います。

料金は記載しているサイトと記載していないサイトがそれぞれありますが、そこは取り扱っている製品・サービスによって異なります。

一般的にはBtoBの会社であれば、料金は記載せずに問い合わせや資料請求に繋げる導線設計をして、BtoCの会社であれば料金を記載しているパターンが多く見られます。

どちらが良いというわけではなく、お客様が購入までに至るフローによって商談機会の獲得が最優先なのか、比較的早い段階で購入に至るのかによって変わりますので自社の事業を踏まえた上で決めましょう。

採用情報ページ

採用に関する情報を掲載しているページです。

先述の通り、コーポレートサイトとは別で採用サイトを立ち上げる会社が増えていますが、その場合でもグローバルメニューには採用情報の記載をして採用サイトへリンクする設計にしてあげると良いでしょう。

コーポレートサイト内で採用情報を掲載する場合は、定期的に更新する可能性が高いので、更新しやすいようなデザイン・設計が好ましいです。

プレスリリースページ

プレスリリースは新着情報のページとなります。

例えば事業に関する新着情報や営業に関するお知らせ等を掲載します。
更新性が高いページなので、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)での構築を推奨します。

問い合わせフォームページ

問い合わせフォームは、言わばお客様との窓口となるページです。
コーポレートサイト内のコンテンツを見たお客様が、問い合わせをしたい場合に必要項目を入力してメールを送信することが出来ます。

入力していただいた情報をもとに、後々の営業活動や採用活動を行なっていきますので、出来る限り入力時にお客様がストレスを感じないような設計が好ましいでしょう。

また、何に関してのお問い合わせかなのを社内で分かりやすくするために、お問い合わせ項目をいくつか記載してチェックを入れてもらう設計にした方が管理がしやすいかと思います。

尚、スパムメール対策としてGoogleが提供する「reCAPTCHA」の導入をオススメします。
無料ですので是非ご活用下さい。

コーポレートサイトにあると更に良いコンテンツ

コンテンツを追加する男性

以下のページも併せて制作することで、より充実したコーポレートサイトになりますので是非参考にして下さい。

実績ページ

これまでの販売実績や支援実績等を掲載することで、会社の信用性を高めることが出来ます。
見込み顧客が購入や導入を検討しているとすれば、実績ページを見ることで「実績もあるから安心して取引が出来る」と後押しすることが出来るでしょう。

実績ページは、出来る限り会社名や取引内容等の詳細情報を掲載すると共に、公開する際は事前に取引先へ承認をいただくようにして下さい。

お客様の声ページ

実績ページと類似していますが、ここではお客様へのインタビュー記事や担当者様の生の声を掲載することで見込み顧客へ安心感を与えることが出来ます。

お取引の背景やお取引後の成果など、お取引を介しての良好な関係性をアピール出来ます。

FAQページ

お客様からよくお受けする質問や相談内容について回答を掲載することで、お客様が問い合わせをしなくても掲載している回答を見れば解決できますし、会社としても同じ問い合わせを何度も受ける必要がありません。
項目は5〜10程度あれば良いでしょう。

ブログページ

ブログを定期的に更新することで見込み顧客の育成を行うことが出来ます。

スタッフブログや事業に関するコンテンツなど、いくつかカテゴリー分けをして運用すると良いでしょう。
コンテンツマーケティングでメインに運用していくページがブログページとなります。

代表メッセージ・役員紹介ページ

代表の会社・事業に対する想い・メッセージや役員プロフィールを掲載することで、どんな人が働いている会社なのかを伝えることが出来ます。

会社を動かしているのはヒトですので、外部へ知ってもらう為にも制作した方が良いでしょう。
ここから新しい仕事に繋がる可能性もあります。

ミッション・ビジョン・バリューページ

会社のミッション・ビジョン・バリューを掲載することで、会社の持つ世界観やカルチャーを伝えることが出来ます。
特に採用活動の際に、説明会や面接希望者が必ずチェックする項目です。

自社のカルチャーを発信して、より多くの方に企業理念を届けましょう。

IR情報ページ

上場会社であれば、株主・投資家向けにIR情報を掲載します。
業績・コーポレートガバナンス・株主構成などが一般的な内容です。

沿革ページ

法人としての社歴がある会社であれば、沿革を入れる場合が多いです。
会社がこれまで歩んできた歴史を掲載することで信用性や実績を更にアピール出来ます。

まとめ

コーポレートサイトは単なる企業プロフィールとしての役割ではなく、売上・採用活動・ブランディングなどにおいて会社を支えてくれるツールとしての大きな可能性を秘めています。

会社としての規模によりサイト内のコンテンツ構成は異なりますが、「誰に何を伝えたい」のかを明確にして正しくアウトプット出来れば良いコーポレートサイトが制作出来ますので、コーポレートサイトのリニューアルを検討している方は、他社のサイトを参考にしながら進めていきましょう。

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この記事を書いた人

ルネイム編集部

マーケティング担当者の方へ向けてマーケティングに関する様々なお役立ち情報を発信しています。